三日坊主はあなただけじゃない。ラーニングマトリックスを知れば続けられる!!

ダイエット 三日坊主

明けましておめでとうございます。

神戸、芦屋、西宮の姿勢矯正、動作・痛み改善「リラッシオ」の杉山です。

一年の計は元旦にあり、今年こそはエクササイズでダイエットをなんて誓った方も多いのでは?

「でもね、やんなきゃいけないのはわかるんだけど、続かないのよ、やってもいまいちよくわかんないし」

わかります、あなたのその気持ち。

 三日坊主はだれにでも取り憑く厄介な妖怪。

運動を続けられない理由は様々なんですが、そのうちの1つが「うまくできるようになった自分を想像」できないこと。

とくに経験がないものに関してはなかなか先が見えないものです。

そこで今日はそんなあなたに三日坊主に取り憑かれないためのお守りを1つお渡ししましょう。

4つの運動学習段階

「姿勢」「動作」を正しいものに変え、それを一生ものにしようと思えば「学習のパターン」があるので「時間」が必要だと以前お話ししました。

その新しい運動を学習する過程には4つの段階があると言われています。

1.Unconscious Inconpetence(意識できず正確に動けない)

2.Consious Inconpetence(意識できるが正確に動けない)

3.Consious Conpetence(意識できて正確に動ける)

4.Unconscious Conpetence(無意識で正確に動ける)

 これを「ラーニングマトリクス」(Conscious Competence Leaning Matrix)と言います。

この流れがわかっていると、将来の自分を想像することができ、継続する力となります。

レベル1

自転車 ラーニングマトリクス 運動学習

子供のころ、初めて自転車に乗った時のことを思い出してみてください。

あなたは新しく買ってもらったピカピカの自転車を持って、両親と近所の公園に来ています。

さあ、乗ってみて、と言われサドルにまたがりハンドルを握ったもののどうすれば乗れるのかわかりません。

ひとまず足を上げてみたものの、こけちゃいました。

これがレベル1、Unconscious Inconpetence(どこに意識をすればいいのかわからないし、正確に動けない)の段階です。

レベル2

ラーニングマトリクス 運動学習 練習

それじゃダメ!!

ペダルに足を置いて漕がなきゃ進むわけないでしょ。

ほら、支えてるから。

そう言われたあなたは、もっとやさしく教えられないのかとイラッときながらも、恐る恐るペダルを漕ぎます。なるほど、こうすれば自転車は進むのか。でも支えてくれないとフラフラしてこけそうだな。

ここで1つレベルが上がりConsious Inconpetence(できているか、できていないか、どうすればできるようになるのかは意識できるが、まだ正確に動けない)の段階になります。

レベル3

自転車 運動学習 ラーニングマトリクス

そのうちコツをつかんできたあなたは、自転車の挙動に意識を集中させながら、ひとりで自転車に乗れるようになりました。

でもお母さんに呼びかけられて意識がそちらに行くと、ふらついて足を地面についてしまいます。

この時点でレベル3、Consious Conpetence(しっかり意識すれば正確に動ける)の段階に入りました。

レベル4

ラーニングマトリクス 運動学習

そうこうしているうちに何も意識しなくても自転車に乗れるようになり、スマホ片手に電話を掛けながら(道路交通法違反になるからやっちゃダメですよー)なんてこともできるようになります。

これがレベル4のUnconscious Conpetence(無意識で正確に動ける)という段階なんですね。

 

ちなみに、この4つの段階をすっとばして、ぱっと見ただけでいきなりできちゃう人もいます。

世界のトップアスリートのレベルですね。

背骨の一つ一つがどう動いているのかわかるような人はまれですから、比べちゃいけません。

ラーニングマトリクス段階ごとの三日坊主予防

さて、「ラーニングマトリクス」がどんなものか理解していただいたところで、本題の三日坊主です。

まずレベル1の段階では、わからないからあきらめてしまう、ということが問題になります。

特に、テレビの番組でやっていたから自分でやってみよう、と始めた人はこの問題に直面しやすいです。それは、できているのかできていないのかチェックしてくれる人がいないから。

この問題を解決するには「わかっている人に教えてもらう」というのが一番です。上の自転車の例で言えば両親ですね。

テキストやDVDを買って勉強するという方法も頭で理解するという意味では悪くはないのですが、自分で動けているかチェックをするというのは初心者には困難です。そして、ここで間違ったやり方を覚えてしまうと後々修正が大変です。

気を付けたいのは誰に見てもらうかです。その動作をできる人が良いのですが、それ以上に重要なのが「判断できる目」をもっているか、そしてそれを的確に伝えることができる人か、です。

ちなみにその能力を持っている人でも、身内はあまりお勧めしません。私の経験上だいたいケンカになります(笑)

レベル2では実はあまり三日坊主に取り憑かれることがありません。何が原因でその動きができないのかわかっていて、目の前にチャレンジすべきことがあるからです。

継続するモチベーションは非常に高い状態にあると言えるでしょう。

レベル3は再び三日坊主が襲ってくる時期です。

次のレベル、つまり無意識で動ける状態、に上がるには反復練習を行うしかないのです。

できないことができるようになったという喜びも少なくなり、飽きてくる停滞期。

これを乗り越えるには似ているけれど少し違う動きにチャレンジするなど、バリエーションをつける必要があります。

自転車の例で言えば片手をハンドルから離してみるなんてのもいいですね。

そして、こんな時ほど人に頼ってみるというのもありです。友達を巻き込んでみるとか、応援してくれる人を近くに置くとかです。

レベル4、ここまでくるともう卒業です。

逆に、自転車に乗れなくなってください、と言われてもできないですね。

そして、このレベルで人に自転車の乗り方を教えられるようになります。

 ここで行うのは定期的なチェック。

体はちょっとしたことに影響されます。転びはしなかったけど階段を踏み外したとか、会社で嫌なことがあったとか。

細かいエラーが出ていないかをチェックするとともに、さらに効率よく動くために他に方法はないか模索する時期でもあります。

ということで、最初は誰もがわからないところから始まるんですね。

ですから怖がらずにまず第一歩を踏み出すことが大切です。